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アルコール自販機「減少」に逆行する大阪・西成の「理由」

昔は、確かにお酒自販機がありました。
なぜかというと、今のようにコンビニや酒の安売り店がなかったから。
零細商店の店頭に置かれたのです。
ビールやお酒の販売チャネルの一つとして有効に機能していた時期があったは確かです。

お酒の自動販売機が多く設置された背景を考察します。
深夜も営業しているコンビニが今のように存在しなかった時代です。

町の商店が、お酒が買える場所でした。
酒販免許の関係があり、今ほど、スーパーマーケットの中にお酒販売コーナーはありませんでした。
ビールメーカーにとってみれば、ビールを販売してもらっている商店主に対して、自動販売機を提供するインセンティブが働きます。
「店主、自動販売機をお貸しします。どうぞ店頭に設置してください。」というわけです。
店主にとって見れば、仕入れたビールを昼の間に自動販売機に補充しておけば24時間販売できるのです。
こんなにメリットのある話はなく、断る理由もありませんでした。

そうして、街中にビールメーカー主導のお酒自動販売機の設置が広がりました。

しかし今、お酒の量販店やインターネットなどお酒の買える場所は増え、24時間営業するコンビニも広がったことで、ビールメーカーにとっては設備費用がかかるお酒自販機を設置するメリットはなくなりました。

未成年の飲酒防止が一つの理由ですが、ビールメーカー側にとって非常に都合がいい撤退の言い訳になったのではないかと思います。

アルコール自販機「減少」に逆行する大阪・西成の「理由」
【関西の議論】町の風景から消えてしまう日が来るかもしれない。ビールや日本酒などを扱う酒の自動販売機が全国で激減している。未成年者の飲酒防止を目的に業界団体が撤廃を進めた結果、平成8年の約14%にまで減少した。ただし、大阪国税局管内(近畿2府4県)には、運転免許証による年齢識別装置が付いていない従来型の自販機が全国最多の約2700台も残存。中でも大阪府が「ワースト1」というのだが、その理由(わけ)は。(梶原紀尚)
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