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新局面に突き落とされた米株市場、次のローテーションでは何を買うか

記事を要約すると以下のとおり。

米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げのチャンスを逃したために経済は急降下するとの懸念が、先週の株価急落を引き起こした。
パウエルFRB議長が送った9月利下げのシグナルはこれを止められなかった。
 すべてのセクターが犠牲になったわけではない。
高い配当を支払うこれらの銘柄は、国債利回りが低下する局面で投資家に選好される。
大型ハイテク株を減らす必要はない。
小規模企業は債務を多く抱え、確実な投資先ではないと述べた。
一方のハイテク株ETFへの流入はわずか3億ドルだった。
当時のラッセル2000指数は株価収益率(PER)が予想利益ベースで23倍と、S&P500種21.2倍とほぼ同水準だった。
 やがて両者のバリュエーションギャップが拡大し、リスク選好度の代用指標とされるこの指数は7月16日にピークをつけ、そこからは6.8%下落している。
先週は10年債と2年債の利回りがいずれも4%を割り込み、2利回りは2日に2023年5月以来の水準に下げた。
つまり8月と9月がそれに当てはまる。
この水準に達したのは2023年3月以来の高水準付近で推移している。
1日と2日に売りを浴びる前、S&P500種はそれまでの9カ月で34%急伸。
株価にまだ過剰な熱狂が残っており、それがいつか吐き出される可能性があることは明らかだ。
しかしそれも用心しなくてはならない。
 それでも株価急落に対する投資家のヘッジは、10%の上昇から守るオプションのわずか1.9倍のコストとなっている。
「確かに懸念が深まったという変化はあるが、個別銘柄レベルでみれば大量のプット売りがいまだに示唆されており、押し目で買う意欲が強いことがうかがわれる」と述べた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 新局面に突き落とされた米株市場、次のローテーションでは何を買うか

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