【米国市況】株３日続伸、予想上回る決算を好感－ドル下げ148円付近

25日の米株式相場は3営業日続伸。
ダウ工業株30種平均は337.12ドル（1.1％）高の31836.74ドル。
　決算が市場予想を下回った。
同じく引け後に発表されたマイクロソフトの決算は予想を上回ったものの、ドル高が売上高の伸びに影響を与えたと指摘した。
現時点でにおいて、決算はそのような悲観的なものではない。
米利上げが景気に影響を及ぼしつつあるとの兆しが背景。
「市場は米当局の動きをはるかに先取りしていると言えるだろう」と話した。
　ニューヨーク時間午後4時18分現在、ドルは対円で0.7％安の1ドル＝147円52銭を付ける場面もあった。
「日本銀行に挑戦しようとしている大口投機家がいるようには見受けられない」とし、「どちらかといえば、ほぼ正反対で、海外勢はドル・円には怖くて手が出せない。
「こうした価格は下がりつつあるが、季節的に冬になるのに伴い、こうしたＬＮＧの購入は加速し、ドル・円を押し上げる」と述べた。
ポンドは対ドルで1.8％高の1ポンド＝1.1475ドル。
　ロシアの石油製品に対する制限措置の導入時期が近づいていることもあり、市場はディーゼル油の構造的な不足に直面すると、ゴールドマン・サックス・グループがリポートで指摘した。
しかし、こうした懸念が顕著な構造的軟化で確認されない限り、相場下落の潜在性は引き続き限定される公算が大きいと指摘した。
　ニューヨーク金相場は反発。
　ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金先物12月限は、来週開催される米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合でハト派寄りのシグナルが発せられた場合、「金にとって追加の支援材料となる公算が大きいと述べた。」