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なぜ、「聞いてないよ~」って言われることがあるのか。

自分「言いましたよね」
相手「聞いてないよ~」
ということは、なぜ起こるのか。

自分は言ったつもりでも、相手には伝わっていない、ということはよく起こることだ。

相手に何かを伝える時、受け手の受け取り方を意識しなければいけない。
何を言ったか、伝えたかではなく、どう伝わったか。
意識したほうが良いポイントのひとつは認識のギャップ。

認識のギャップが起こる一つの理由は、相手の優位な認知感覚による。
認知感覚には、視覚、聴覚、体感覚があると言われる。
つまりは、ビジュアルで伝えた方がいい人、言って聞かせた方がいい人、体験させた方がいい人。

認識のギャップは、相手の経験や考え方、得意分野などに左右される。
スケールサイズなどもその一つ。
大宇宙のサイズで仕事をする人にとっては、1年や2年も誤差の範囲。
ナノサイズで仕事する人には1ミリだって枠に収まらない大物。

相手にどう伝わっているか、ということでは、「言いました。」という議論は不毛である。
「聞いてないよ。」と言われると反論のしようがない。
だから、メールや文書、議事録での記録が必要になる。
「聞いてないよ」ということを防ぐ自衛のためにも、メールやチャットなど記録に残る手段を使うのは仕事上での知恵のひとつだ。

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