コロナ「５類」移行で日銀政策修正圧力も－フォワードガイダンス巡り

新型コロナウイルスの感染症法上の分類変更が、日本銀行の金融政策変更につながる要因になるとの指摘が出ている。
日銀は2020年4月の金融政策決定会合でフォワードガイダンス（先行き指針について「コロナまん延初期段階に緊急対応的に導入され、金融政策の基本的方針がコロナ感染状況にひもづいている」と述べた。
消費者物価指数（コアＣＰＩ）が4.0％上昇と41年ぶりの高水準に達したと発表した。
　ＹＣＣアタックについては、日銀総裁交代が政策修正のタイミングになるとして再び活発になるとの見方もある。
実質金利は低下しているとして緩和効果を強調する黒田総裁だが、日銀と市場のせめぎ合いは続きそうだ。