トルコ地震翌日の株急落、正体不明「ザ・デュード」売り浴びせか－当局調査

トルコで大地震が発生した翌日、イスタンブール株式市場で正体不明の「ザ・デュード（あいつ）」と呼ばれる1人ないし複数の投資家が行ったとみられる巨額取引に関し、当局が情報収集に動いている。
取引の規模を考えると調査に時間がかかる可能性が高いという。
トルコ株の主要指標であるイスタンブール100種指数はこの日8.6％下落し、弱気相場入りした。
地震発生前の最後の営業日だった3日のイスタンブール100種指数は5.2％上昇した。
　ヤティリムはブルームバーグの質問に対し、規制対象の証券会社として内外の個人・機関投資家のために非公開で取引を行っていると説明。