世界の為替取引が１日平均7.5兆ドルに増加、大幅変動が寄与－ＢＩＳ

国際決済銀行（ＢＩＳ）によると、世界の外国為替市場での取引は過去最高に増加した。
　ＢＩＳによれば、大きな為替変動で「在庫不均衡」が生じたディーラーが、ディーラー間取引の伸びを反映したとＢＩＳは同リポートで説明。
「ディーラー間取引の増加は為替市場における22年4月のボラティリティー上昇を反映した可能性がある」と記した。
一方、ヘッジファンドや機関投資家など「他の金融機関」による取引の比率は全体の48％と、3年前の55％から低下した。
ユーロは全体の約31％と、5番目に最も伸びて市場全体の7％と、3年前の32％から低下した。