中国投資銀の華興資本トップが音信不通に－ＩＴ業界ディールメーカー

中国の投資銀行、 華興資本の支配株主である包凡会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）が同社との連絡を絶っている。
包凡氏（2016年）Photographer:DavidPaulMorris/Bloomberg　　ニューヨーク在勤の華興資本の広報担当者は16日、電話取材で包氏に関してコメントを求めたが、すぐには返信がなかった。
　中国メディアの財新が包氏に近い複数の関係者を引用して報じたところでは、同氏はこの数日にわたりオフィスや公の場に姿を現していない。
　モルガン・スタンレーやクレディ・スイス・グループのバンカーだった包氏は、配車サービスを手掛ける滴滴グローバルや美団などテクノロジー大手に早い段階から出資。