孫社長不在、様変わりするソフトバンクＧ決算説明会－財務重視強調か

ソフトバンクグループは11日、7－9月期（第2四半期）決算の発表と経営幹部による説明会を開く。
　一方、孫社長は冒頭の数分間のみ登壇し、その後は退席する予定だ。
孫社長については「今期はアームの将来の成長に関連するビジネス機会にさらなる時間とエネルギーを集中させることを決意した」と回答した。
孫社長も当面は投資を縮小するなど守りの姿勢を明確にしており、後藤ＣＦＯには株主や債権者を守り、保有資産に対する負債の割合は管理可能だと投資家を安心させる役割が期待されている。
　ハイテク株の下落と中国株を取り巻く不透明感から、ＳＶＦでは7－9月期（第2四半期）も多額の損失を計上すると発表しており、同四半期は黒字化する見通しだ。
　後藤氏は2000年にＣＦＯに就任して以降、投資活動における資金調達と経営管理で重要な役割を担っている。
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