Ｇ20共同声明草案、大半の加盟国はウクライナでの戦争を強く非難

15日にインドネシアのバリ島で開幕した20カ国・地域（Ｇ20）首脳会議の後に発表される予定の共同声明草案によれば、大半の加盟国はウクライナでの戦争を強く非難する。
多大な人的被害を招いている上に、世界経済の既存の脆弱（ぜいじゃく）性を悪化させ、エネルギー・食料不安や金融安定リスクを高めていると強調したとした。
ヘルソンに向かう道で見張りをするウクライナ兵（11月13日）Photographer:AFP/GettyImages　　さらに、黒海を経由するウクライナ産穀物輸出に関する合意の完全履行と更新も呼び掛けた。
　共同声明は16日午後にＧ20首脳によって正式に採択される見通し。