「ハイテク７強」のリードは続く、景気後退の不安出現まで－ＢｏｆＡ

米実質金利の上振れがリセッション（景気後退）懸念を引き起こすまでは、米株式市場で一握りの大型ハイテク株が全体の動きを左右する状況が続くとバンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジストらは予測している。
インフレ調整された債券利回りの上昇は、それらを除いた市場全体のパフォーマンスに対し、年初来の大幅リードを維持してきた。
26日の市場で巻き戻された一方で、中東の紛争が商品価格を押し上げ、インフレ懸念が再燃したことが背景にある。
しかしながら経済の力強さがデータで示される中、10年債利回りが4.70％を上回りほぼ6カ月ぶり高水準となりながらも、株式相場は粘り強さを見せている。
これはリスクへの追い風となり、特に景気循環株にはプラスだという。