【日本市況】円急落し長期金利は急低下、日銀が緩和策維持-株大幅高
記事を要約すると以下のとおり。
金融・証券市場では18日、円相場が急落している。前回12月20日の会合に続く政策修正観測が出ていたが、政策据え置きを受けて円は下落、長期金利が大幅に下がり、株高が進んだ。黒田総裁(2022年12月下旬以来の低水準-長期国債先物の中心限月3月物の終値は652円44銭(2.5%)高の2万6791円12銭、1カ月ぶり高値-TOPIXは1.7%安の131円台半ばまで急落。 野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、共通担保資金供給オペ拡充に反応して国債利回りが大幅低下している影響も加味すると、この程度の円下落は想定内として「黒田総裁会見を経て、もう少しドル・円が上がる可能性も短期的にはあり得る」と指摘した。新発10年国債利回りは一時0.5%を大幅に下回った。 株式 東京株式市場では日経平均株価の終値が約1カ月ぶりの高値を付けた。 SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは、日銀の金融政策-YCC撤廃を見込んでいた投資家が反対売買を進めていると話した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】円急落し長期金利は急低下、日銀が緩和策維持-株大幅高