【米国市況】株は続伸、決算要因で銀行株好調－ＡＩ関連銘柄にも買い

18日の米株式相場は続伸。
モルガン・スタンレーの経営幹部らは見通しの改善を指摘した。
　6月の米鉱工業生産と小売売上高はいずれも市場予想を下回った。
一方でＦＯＭＣの予測中央値では、物価上昇率を目標水準に抑えるには年内あと2回の0.25ポイント利上げが必要との見方だ。
　ハイ・フリークエンシー・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、ルビーラ・ファルキ氏も同じ考えだ。
「投資家は希望を糧としている。」
世界の成長エンジン失速による影響波及を懸念し、投資家心理はざわつき始めている。
午後に入ると株高の継続を背景に、利回りは下げ渋る展開となった。
　6月の米小売売上高が発表された直後は荒い値動きとなった。
 外為　　外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル指数が小幅高。
同じくＥＣＢ政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、来週の会合より後の引き締めは何も確約されていないと述べた。
 原油　　ニューヨーク原油先物相場は反発。
また、米小売売上高の伸びが市場予想を下回ったことを受け、7月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合の後は政策金利の引き上げペースが減速する、ないし利上げが停止されるとの観測が強まった。
 金　　ニューヨーク金相場は反発した。
ＥＣＢクノット氏、9月利上げの見通しに反論－確約されていない(1)　　この日発表された6月の米小売売上高は伸びが市場予想を下回った。
　　ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の先物8月限は、前日比24.40ドル（1.1％高の1オンス＝1980.80ドルで終了。