【米国市況】株上昇、PCE好感し利下げ観測強まる-153円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
26日の米株式相場は上昇。大手ハイテク銘柄は今年、大幅な上昇を遂げたが、超大型銘柄の決算シーズンが期待外れのスタートとなった今週は、いわゆる集中リスクに対する懸念が表面化した。借り入れコストが下がれば、地合いは改善する。このローテーションには持続力があると述べた。数カ月にわたり、S&P500種に後れを取っていたイコールウエート指数にとって、これは顕著な変化だ。大型株への集中リスクを減らしているテクニカルな証拠とともに、株高の裾野の広がりに関する指標はこの大きなシフトを裏付けていると述べた。 トレードステーションのデービッド・ラッセル氏はPCE価格指数について「ようやく潮目が変わったようだ」と発言。PCE価格指数が9月の利下げ観測を強めたことが買いを誘った。ブルームバーグ米国債インデックス(月足) 外国為替市場では対ドルでの円相場が上げに転じた。 週間では円は対ドルで2.4%上昇し、今年初めて4週連続の値上がりとなった。 トレンドフォロー型の商品投資顧問業者(CTA)からの売り圧力や、株式相場が今週広く下げたことを背景に、原油在庫が4週連続で減少し、2月以来の低水準となったことが示された。 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏は「プラスの材料が必要だ。」週間では5月初旬以来の大幅下落となった。この日発表された米インフレ指標では、利下げが近く実施されることはないとの観測が改めて確認された。その予想を変える必要は全くないと述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は28ドルちょうど(1.2%)上げて2427.90ドルで引けた。
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