【米国市況】株反落、利上げ観測再び高まる-ドルは133円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
14日の米株式相場は反落。この日は決算を発表したJPモルガン・チェースやシティグループを中心に、金融株は堅調だった。 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、根強い高インフレを鈍化させるために一段の金融引き締めが必要との考えを示した。「例えば、利回りカーブは逆点しており、臨時雇用は減少している。」加えて、インフレが鈍化しつつあり、米金融当局は利上げ休止に近づきつつあるとの兆候は増えていると続けた。「米金融当局は最終利上げを行ったあと、政策を据え置く可能性が高い。」米国債相場は下落。4月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は市場予想を上回った。ドルは対円では1ドル=133円台後半に上昇した。原油 ニューヨーク原油先物相場は反発。国際エネルギー機関(IEA)は、価格が上昇する恐れがあると警告している。 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」による予想外の減産発表後、原油相場は5カ月ぶり高値付近で推移している。週間では1.4%上げた。金 ニューヨーク金相場は4日ぶりに下落。「きのうの時点では、今年下期にどの程度利下げするかが焦点となっていたが、ミシガン大調査のインフレ期待指数が大幅に上昇したことで、今では6月に利上げがあり得るとの見方が広がっている」と続けた。スポット、先物ともに週間でも値下がり。
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