【米国市況】S&P500は一服商状、CPI控え-ドル149円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
12日の米株式市場で、S&P500種株価指数はほぼ横ばいで終了。 オッペンハイマー・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、ジョン・ストルツファス氏は「「木は天まで伸びずという古くからの格言に留意し、当面はパーティー用の帽子は箱の中にしまっておくことが重要だと考えていると指摘。」 S&P500種は5050に近づいた後に失速。アーム株の勢い止まらず、さらに40%余り急伸-AIへの期待が追い風Source:DataTrekSource:DataTrek LPLファイナンシャルのジェフリー・ブッフビンダー氏は、S&P500種が5000の大台に乗せたことについて「ファンダメンタルズに支えられている。」 データトレック・リサーチの共同創業者、ニコラス・コラス氏によると、S&P500種の予想株価収益率(PER)が約20倍に達するのは、投資家は2022年の弱気相場でさえ、将来は極めて予測しやすいと感じていた。こうした考えを変えるには、おそらく外因的なショックが必要だと続けた。 ニューヨーク連銀のバーキン総裁はインフレ目標に近づいているが、まだ達してはいないとの考えを示した。米国債相場はCPIの発表を控え小動き。これは当局の想定する3回をわずかに上回る程度だ。「これは投資の世界においては重大な変化だ。」 為替 ニューヨーク外国為替市場でドルは小動き。円は対ドルで下落。欧州中央銀行(ECB)は早期に利下げに踏み切ることが必要になるだろうとしたパネッタ・イタリア中銀総裁の発言を受けて、ユーロ圏債券の利回りが低下したことが背景にある。 原油 ニューヨーク原油先物相場はほぼ変わらず。イスラエル国防軍は12日未明、パレスチナ自治区ガザ南部の都市ラファを空爆。 このほかイラクの生産量は、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の中で2番目に多い。イランのアブドラヒアン外相はイスラム組織ハマスが拘束するイスラエル人の人質について、この週末に解放の可能性をハマスの幹部らと協議した。金 金相場は下落。 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時56分現在、前週末比4.91ドル(0.2%)安の1オンス=2019.35ドル。
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