【FOMC】予測はタカ派的だが議長会見は中立的-市場関係者の見方
記事を要約すると以下のとおり。
◎TDセキュリティーズのオスカー・ムニョス氏とジェナディー・ゴールドバーグ氏:パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は経済見通し、特にインフレ見通しについて慎重な見方を示した。10年債金利は「強気チャンネル」に入りつつあり、われわれは年末水準を引き続き3.9%と予想◎バンク・オブ・アメリカ(BofA)のマイケル・ゲーペン氏:今年のドット・プロット中央値でわずかなサプライズがあったものの、この日午後に米金融当局に対する見方はさほど変わらなかった。われわれは11月に最初の緩和を引き続き予想しており、この日午前を経てリスクは12月)に利下げを実施するとの確信は薄れた。消費者物価指数(CPI)が今年の大部分は2.75%程度に落ち着く。この日のインフレ統計が土台になる。議長は5月の利下げシグナルに微調整された。記者会見は中立的だったし、今朝発表されたインフレ率の低い数字は無視できないものだ◎カーソン・グループのソヌ・バーギーズ氏:5月のCPIは予想より軟調で、第1四半期に見られた熱気をやや冷ました感があるが、「ドットプロットはそれを考慮していない可能性が高いと指摘。」強い経済のおかげで、パウエル議長は雇用を損なわずにインフレをシステムから締め出すことが可能になっている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【FOMC】予測はタカ派的だが議長会見は中立的-市場関係者の見方