サマーズ氏、ＦＲＢの中立金利判断は「見当違い」－利下げ期待に警鐘

サマーズ元米財務長官は米金融当局が中立金利の水準を大きく見誤っていると指摘し、結局は年内に政策金利を引き下げない可能性が高まっているとの見解を示した。
連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の金利予測分布図（ドットプロット）によると、金利の誘導目標レンジ（5.25－5.5％）上限より3ポイント低い。
それは見当違いだと指摘。
長期予測の中央値は約10年にわたって4％を下回っているＦＯＭＣ経済見通し（ＳＥＰ）のパウエル議長は7日、現在の金利スタンスは「中立からほど遠い」と発言。