サムライ債に「ブルーボンド」初登場、島国インドネシアが207億円起債
記事を要約すると以下のとおり。
インドネシア共和国が19日、海洋保全のための事業資金を調達するブルーボンドを円建てで起債した。インドネシアがブルーボンドを円建てで起債Photographer:DimasArdian/Bloomberg 世界最大の島しょ国であるインドネシアは議長国を務めた2022年の20カ国・地域(G20)の一種と位置付けられるブルーボンドは、セーシェル共和国が18年に世界で初めて発行した。日本では22年11月にマルハニチロが初めて公募発行。ブルーボンドはインドネシアに合ったテーマだとし、「今後のESG債発行につなげていきたいという姿勢を示したと述べた。」新年度に入り起債環境が改善する中、ESG投資需要を取り込み調達資金の長期化につなげた形だ。 SMBC日興の中濱氏は、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)に基づく情報開示の枠組みなど、企業などの自然への依存関係を測るツールが徐々に整備されてきたと指摘。ブルー事業への取り組みが「発行体に与えるポジティブな影響を理解しやすくなっている」とし、「投資はしやすくなっているとの見方を示した。
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