タイ政府、中銀への影響力強化を目指す－関係者

タイのセター首相は経済政策を巡りタイ銀行（中央銀行）と対立を繰り返してきたため、中銀への影響力を強めることを検討している。
非公開情報だとして関係者によれば、次期理事長候補はキティラット元財務相ら。
  　　　　セタプット中銀総裁の任期は2025年9月に終了するが、政権側は政府とより意見の近い次期総裁を推す見込みだと関係者は説明した。
タイ中銀の担当者はコメントを求める電話やテキストメッセージに応じなかった。