トランプ氏出馬資格争う道、最高裁が絶つ-「踏み込み過ぎ」と異論も
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ前米大統領が2021年1月6日の連邦議会襲撃事件を扇動したとされる行為を巡り、コロラド州の裁判所は昨年12月、同州での大統領選への出馬資格を認めない判断を示したが、米連邦最高裁が4日にこれを覆し、トランプ氏は極めて重要な法的勝利を収めた。出馬資格を剥奪する権限を持つのは議会だけ 判事の大多数は、14条3項に基づき候補者の資格を争う道がこれで絶たれる。議会が3分の2の多数決で候補者の資格剥奪を解除する権限を持つとしか同項は規定しておらず、大きな争点となっていた。2000年大統領選では、ブッシュ元大統領とゴア元副大統領の勝利を議会が正式に認定するのを阻止しようと、暴徒化したトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂を襲撃したが、この日の自らの行動、つまり根本的な論争の核心部分の行動や選挙結果を覆そうとする動きに関する判断にどの判事も踏み込まなかった。
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