ドル・円は140円ちょうど付近、ＦＯＭＣのタカ派姿勢でドル持ち直し

15日の東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル＝140円ちょうど付近で推移。
「2回の追加利上げを確約するものではないし、実際にやるなら景気のダウンサイドリスクが強まるので、金利が下がりドル・円も結局は上がらないという発想につながりやすい」と話す。
前回予測では5.1％だった。
　一方、2回の追加利上げ予測に対する懐疑的な見方や景気悪化への懸念もあり、ドル買いの一巡後は売り買いが交錯。
　15日の東京市場もまずはＦＯＭＣの結果を消化することとなり、その後は同日の欧州中央銀行（ＥＣＢ）の金融政策決定会合を開く。
金融緩和の現状維持が見込まれ、円は15日にかけ一時1ユーロ＝151円79銭と2008年9月以来の1ポンド＝177円台に上昇している。
　西岡氏は「欧州の方がインフレが強いので、政策金利の引き上げは正当化されやすい」とし、今回の日米欧の中銀ウイークという観点では「ユーロが一番選好されやすい」と指摘している。