ノルウェー年金基金、アラムコなど湾岸諸国企業を除外－投資対象から

ノルウェー最大の年金基金ＫＬＰは、人権侵害を助長する懸念があるとして湾岸諸国の企業から1500万ドル（約21億円）相当の投資を引き揚げた。
一方、アラムコは環境への悪影響という点から投資から外された。
　ＫＬＰの責任投資責任者を務めるキラン・アジズ氏は声明で「湾岸諸国は、批評家や人権活動家を含め表現の自由や政治的権利を制限する権威主義的な政治体制という特徴があることに変わりはない」と指摘した。