バンカー、香港の明るい材料発見－ロクシタンなど非公開化の動き活発

ディールメーキングの減速を受け、香港のバンカーはほぼ休業状態にあるが、活況を呈している分野が一つある。
同社の14年にわたる香港上場に終止符が打たれる可能性がある。
その一方で、米国市場との二重上場も検討しているという。
コンサルティング会社アルバレス・アンド・マーサル（Ａ＆Ｍ）のマネジングディレクター、スオン・リュー氏Source:Alvarez&Marsal　　同社のアジア取引アドバイザリーグループの共同責任者であるリュー氏は、多くの香港上場株が欧米に比べて割安だと指摘する。
　ＢＮＰパリバのアジアＭ＆Ａ（企業の合併・買収）責任者リチャード・グリフィス氏Source:BNPParibas　　同氏は「克服すべき課題はまだ多いが、資金調達はより安定している上に、金利がピークを付けたことで、その道筋がより明確になっている」とし、「これらの要因は買い手候補により大きな信頼感を与えている。