電気自動車(EV)のスタートアップ、
アライバルは24日、創業者のデニス・スベルドロフ氏が最高経営責任者(CEO)の職を退くと発表した。電動のバンやバスを製造するアライバルは最近、保有現金が底を突きつつあると開示していた。
発表資料によると、ピーター・クネオ会長が暫定CEOとなり、スベルドロフ氏は会長に就任する。アビナシュ・ルグーブル社長兼最高戦略責任者も個人的な理由で辞任した。取締役の職にはとどまる。
クネオ氏はマーベル・エンターテインメントの元CEO。昨年3月にアライバルと合併した特別買収目的会社(SPAC)の会長を務めていた。SPACとの合併を通じて上場して以来、アライバルの株価はその価値をほぼ全て失っている。ニューヨーク株式市場での23日終値は33セントだった。かつてビリオネアだったスベルドロフ氏の資産も
大幅に減少している。
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原題:
Fallen Billionaire Steps Down as CEO of Troubled EV Startup(抜粋)








