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マグニフィセント・セブンでも明暗、4つの理由が米株バブル懸念緩和

記事を要約すると以下のとおり。

米国株が年初から急ピッチで駆け上がっていることで、ITバブル時代のような市場の過熱リスクを懸念する声が上がっている。
人工知能(AI)ブームのけん引役であるエヌビディアの株価は、前週末8日の急落を加味しても、年初来で80%近く高騰。
 とはいえ、経済の回復力と堅調な企業利益に基づく力強さが、投機的な熱狂に変わっていない兆候もある。
大型株上昇の影響を希釈する均等加重のS&P500種を構成する大型株のバリュエーションも、前回のピーク水準は大きく下回っている。
 シティグループのスコット・クロナート氏はリポートで、マグニフィセント・セブンがS&P500種の約3分の1であることをほぼ正当化すると話す。
 以下、バブル懸念を和らげであろう4つのチャートを解説する。
 だが今年に入って7社の一角には見通しを嫌気した売りが膨らみ、明暗が分かれている。
昨年12月につけた最高値から大きく離れた。
グーグルの親会社であるアルファベットも年初来マイナスだ。
均等加重のS&P500種指数は終値で2年ぶりに最高値を更新   ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のストラテジスト、ジーナ・マーティン・アダムス、ジリアン・ウルフ両氏がまとめたデータによると、過去1カ月で最高値を更新したS&P500種銘柄の割合は上昇し、2022年初頭以来の高水準に達した。
IPO低迷  新規上場銘柄に対する買い意欲が限定的なことも、バブルの頃に見られるような陶酔感に乏しいことを示唆している。
IPOPopsHaveBecomeLessFrequentShowsfirstdayoftradingforUSIPOsthatraisedatleast$100millionSource:Bloomberg  IPO銘柄が1999年に調達した合計額は約890億ドル。
21年の1000件、3000億ドルをそれぞれ大きく下回っている。
 ブルームバーグがまとめたデータによると、例えばマグニフィセント・セブン銘柄の予想株価収益率(PER)は、2015年以降の平均に近い水準   BIの分析では、現在のS&P500種上位5銘柄のマルチプルズは、2000年初頭の上位銘柄(インテル、シスコシステムズ、マイクロソフト、デル)の半分未満だ。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース マグニフィセント・セブンでも明暗、4つの理由が米株バブル懸念緩和

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