メキシコ次期大統領、歴史的ペソ安に直面-政権運営に暗い影
記事を要約すると以下のとおり。
メキシコのクラウディア・シェインバウム次期大統領は、世界一のパフォーマンスを誇る通貨を継承するはずだったが、代わりに歴史的なペソ安に直面している。ペソは6月2日の投開票以来、8%余り下落しており、この期間では世界で最悪のパフォーマンス。同氏は自身の計画を巡る懸念の払拭(ふっしょく)を目指し、10日にも即席の記者会見を開いた。 ロペスオブラドール大統領は、司法が腐敗しているため改革が必要だと主張。「投資家が聞きたいのは、シェインバウム氏がどのように改革と一線を画し、物議を醸すような過激な改革が通らないようにするのかだ。」同大統領のポピュリスト的主張と富裕層を悪者扱いする姿勢は、しばしば投資家らは与党連合が議会選挙で一夜にして3分の2に近い議席を獲得したことで、憲法を改正し得る全権力を掌握する政党の存在についてリスクを意識した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース メキシコ次期大統領、歴史的ペソ安に直面-政権運営に暗い影