中国の習氏、アラブの指導者らと今週会談－中東での影響力拡大狙う

中国の習近平国家主席は今週、アラブの指導者たちと会談し、中東との関係強化を目指す。
2022年12月にサウジアラビアを訪問。
こうした緊張緩和はガザ紛争の中でも維持されているほか、中国の大手パソコンメーカー、聯想集団（レノボ・グループ）は29日、サウジアラビアの政府系ファンド（ＳＷＦ）に20億ドル（約3150億円）相当の転換社債を発行するとともに、サウジに研究・生産施設を建設する契約を結んだと発表した。
　ＵＢＳのアナリストは、中国と中東の結び付きが強まれば、2030年までに世界のエネルギー関連貿易に4000億ドル以上のプラスになると予測している。
中国外務省の鄧励次官はフォーラムの議題について27日に説明した際、過去20年間で中東との貿易が10倍になったと語った。