中国ＧＤＰ成長目標、23年は５％前後と控えめな水準－全人代開幕

中国の全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が5日開幕し、李克強首相は2023年の国内総生産（ＧＤＰ）成長率目標を5％前後に設定すると発表した。
新型コロナウイルス禍や不動産危機が景気を圧迫した。
　中国当局は経済成長支援と金融リスク抑制との間でバランスを図ろうとしている。
　政府活動報告によれば、今年は都市部で約1200万人の雇用創出を目指し、地方政府の特別債発行枠を3兆8000億元（約75兆円）と設定。
内需拡大を重視し、国家主席と国家副主席が10日に閉幕し、積極的な財政政策を行うと重ねて表明した。
　新たな首相は11日に発表される。
政府機関の改革案に関する説明報告は肖捷国務委員が7日に記者会見を予定している。