円が対ドルで年初来安値を更新、日米金利差で-高まる介入警戒感
記事を要約すると以下のとおり。
三菱UFJ銀行米州金融市場部の藤田大志調査役は、円相場は3日に付けた年初来安値を下回り、ストップロスも巻き込んで下落したと指摘。10月31日-11月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が長期間維持されるとの見方から米長期金利は約10年ぶりの0.865%まで上昇したが、米国との金利差は依然として大きい。日銀が主要国で唯一のマイナス金利政策を維持する中、低金利の円を借り入れて高金利通貨で運用するキャリートレードを背景としたすう勢的な円安基調に変調の兆しは見られない。翌10月にも2回の介入を行い、およそ9兆円を費やした。
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