円は対ドルで149円台前半、米金利上昇止まり円安進行も一服

29日の東京外国為替市場の円相場は1ドル＝149円台前半で推移。
 円は午前8時現在、前日比ほぼ変わらずの149円30銭で推移28日は東京時間に付けた149円63銭を安値に、海外時間に149円15銭まで上昇　　ＳＢＩリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長は、米金利上昇には政府機関閉鎖や格下げのリスクなど悪い要素が含まれており、ドルの高値を買いづらい面があると指摘。
  　　28日の米国債は短・中期債主導で買われ、金利が低下した。
　29日の東京市場では引き続き4.5％台と高い水準にある米長期金利を背景にしたドル買い・円売り圧力がある中、鈴木俊一財務相による連日の円安けん制を受けた介入警戒感から149円台を中心とした動きが見込まれる。
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