原油市場、23年末は供給過剰だった可能性－需給逼迫見通しから一転

原油市場は昨年末時点で需給が逼迫（ひっぱく）していたと広く考えられていたが、実際には供給過剰だった可能性が出てきた。
　原油相場は昨年10－12月期の石油需給について日量200万バレルの供給不足を想定していた。
　ＯＰＥＣはＩＥＡ予測を倍近い水準としているが、外れた場合の保険として追加減産に踏み切ったとの見方もできる。