反米勢力「抵抗の枢軸」連携、イランの筋書き通りに-フーシ派が存在感
記事を要約すると以下のとおり。
イエメンを拠点とする武装組織フーシ派を屈服させることを意図した空爆により、米国とその同盟国は、親イラン武装組織のネットワークを意味する「抵抗の枢軸」を直接相手にすることになった。抵抗の枢軸の構成メンバーはハマスによるイスラエル急襲に乗じ、まさにその時が到来したと感じているはずだ。イエメンの研究者アドナン・アルガバルニ氏は「フーシ派はいまや抵抗の枢軸のゲームチェンジャーとなった」と話す。「イラン自身もフーシ派の実力に驚いている」という。前出のアルガバルニ氏によると、ヒズボラとイランの革命防衛隊の幹部は、指導者のフーシ氏の肖像画を掲げる人々(1月5日)Photographer:MohammedHuwais/GettyImages 昨年10月7日のハマスによるイスラエル急襲後、枢軸による初の全面的な共闘においてフーシ派が果たした役割は、潜在的な「第二のヒズボラ」としての信頼を高める以上の成功を収めた。 それはまた、ヒズボラ指導者のナスララ師が長年唱えてきた枢軸メンバーによる「戦場と戦線における結束の実現」への一助ともなった。 イスラエルにとっては、イランとの争いは新たな局面を迎えている。
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