文章を書いて公開するって、本当はとっても恥ずかしい思いを抱えて行うことだと思います。
最近はSNSの普及もあり、誰もが気軽に公開できるようになり、自分の意見や作品を投稿できるようになりましたが。
もちろん、意見と作品は全く次元が違うことですけど。しかし、意見を表明することも、勇気のいることですよね。
反対意見の人には叩かれるし、共感してくれる人も必ずしも表立ってくれるとは限らないし。
そもそも自分は意見を言える立場なのか、とか幼稚過ぎる意見なんじゃないか、と不安になります。
文章作品ならばなおさらです。
文章教室に通ったことがありますが、そこでは課題に沿ってエッセイや小説を書き、非公開の掲示板に載せて、生徒がお互いに批評を述べる、というスタイルでした。特に評価軸はないので、みんな好き勝手に何かを言ってくれます。
とても恐ろしい体験でした。
先生曰く「お互いにパンツの中を見せあってるようなものですよ」とのこと。つまりは物書きなんてヘンタイばかりというのと、同義です。
政治経済を語る人も、日常エッセイを書く人も、すごい雲の上の人と思うより、普通の人でヘンタイなんだと思えるようになりました。