日本株売買代金、MSCIの1分効果で過去最高-海外投資家注目映す
記事を要約すると以下のとおり。
東京証券取引所プライム市場の売買代金が過去最高を記録した。2022年4月のリバランス反映日だった。SMBC日興証券の吉田隼人クオンツアナリストは、MSCIのリバランスが売買代金の拡大につながる一因として、海外勢の日本株に対する注目度の高さが挙げられる。日本の賃金上昇や企業改革の動きが評価され、東証株価指数(TOPIX)と日経平均株価は5月31日の東証プライム売買代金は午後2時59分まで約3兆3900億円だったが、残り1分はMSCIに絡んだパッシブファンドのリバランスと投機筋の反対売買が影響しているのは確かだと言う。 個別銘柄ではMSCIジャパンスタンダード指数から除外された日本M&Aセンターホールディングスのほか、東京海上ホールディングスや京セラ、リコーなど多くの銘柄が引け際に急変動。 水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは、株式売却資金の一部が流入した可能性があると話していた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本株売買代金、MSCIの1分効果で過去最高-海外投資家注目映す