日銀、昨年上回る高水準の賃上げ実現に自信深める-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行はこれまでの企業の賃上げ表明やヒアリングなどを通じて、昨年を上回る高水準の賃上げ実現に自信を深めている。大企業を中心に労働者側の要求に応じて積極的な賃上げ表明が相次ぐとともに、企業からのヒアリングなどを踏まえ、昨年を上回る賃上げが価格設定に反映されるかなど依然として不透明感が強く、マイナス金利を3月に解除できるのか、4月まで待つ必要があるのか、日銀内でコンセンサスは得られていない。 日銀は2%物価目標の実現を判断する上で、賃金と物価の好循環の強まりを重視している。 3月会合は18日、19日に開かれる。今年は5%以上の賃上げ目標を掲げている。 もっとも、高水準の賃上げが見込まれ、マインド改善が続く中で、個人消費が腰折れする懸念は乏しく、生産についても需要の弱さを反映したものではないとみている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀、昨年上回る高水準の賃上げ実現に自信深める-関係者