日銀がＹＣＣ運用を柔軟化、長期金利の指し値オペ１％に引き上げ
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行は28日の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロール（ＹＣＣ）政策の運用について、指し値オペの水準引き上げなどの柔軟化を決めた。0％程度としている長期金利の上下0.1％の短期政策金利は据え置いた。今回の日銀の対応は、日銀が物価安定目標の達成について「真剣に実現があり得ると考えていることが分かった」と指摘。 会合結果を受けて債券市場では日経平均株価が800円超下げた後、下げ幅を大きく縮小している。日本銀行本店Source:Bloomberg ＹＣＣ運用の見直しは、昨年12月に変動幅を従来の上下0.25％程度と明確化するとともに、必要な場合に強力に上限を画す連続指し値オペ制度を導入。 日銀は、経済・物価を巡る不確実性が極めて高いことを踏まえると、上下双方向のリスクに機動的に対応し、ＹＣＣの修正または撤廃が決まると予想したエコノミストは9人で、比率は18％だった。ＹＣＣ修正・撤廃が決まれば「サプライズ」と6割が回答していた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀がＹＣＣ運用を柔軟化、長期金利の指し値オペ１％に引き上げ
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