春のような米北東部、月内に暴風雪の恐れ－エルニーニョと寒気南下で

春のような気温が米北東部を覆っているが、冬はまだ終わっていない。
北極周辺で発達する大規模な気流の渦「極渦」が弱まり、寒気が南下して米国に流れ込む状況になりつつある。
エルニーニョとカナダの寒気団が組み合わさると、2010年の「スノーマゲドン」のように暴風雪になる傾向がある。
　ニューヨーク中心部のセントラルパークでは、24時間で2インチ（約5センチメートル）以上の雪が積もったことが過去2年ない。
カナダ西部に高気圧が張り出し、寒気を米国に向けて南下させる可能性も指摘されている。
　ロジャース氏は「この組み合わせは、2月中旬に暴風雪を引き起こすかもしれない。」