米利上げ継続か停止か、地区連銀総裁が異なる見解-次回の政策会合で
記事を要約すると以下のとおり。
米金融当局の次の政策措置を巡り、地区連銀総裁2人が異なる見解を示した。ニューヨーク連銀のグールズビー総裁は金融ストレスに伴う与信状況の引き締まりが経済に及ぼす影響を評価する上で「慎重さと忍耐」を呼び掛けた。 その上で、「インフレを押し下げる上でこの逆風がどの程度、当局の取り組みを後押しするのかが分かるまで、さらなるデータを集め、過度に積極的な利上げには慎重であるべきだと述べた。」 さらに、「インフレを確実に押し下げるために必要なことを行わなければならないと発言。」これはあと1回の0.25ポイント利上げを示唆する。「インフレ鈍化の兆候は見られるものの、なお非常に高い水準にある」とし、「住宅を除くコアサービスインフレの一部にはまだ動きがみられず、インフレを2%に戻すのはなお大変な仕事だと語った。このため、最近の銀行問題への反応が金融の引き続き物価圧力の抑制という責務を優先すべきだともコメントした。 総裁はフィラデルフィアでの講演テキストで、「金融当局としてインフレ率を2%の目標に押し下げることに完全にコミットしていることは間違いないとも指摘した。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米利上げ継続か停止か、地区連銀総裁が異なる見解-次回の政策会合で