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米商業不動産の苦境、最高格付けでもCMBSに損失-金融危機後で初

記事を要約すると以下のとおり。

米国で最高格付けを付与された商業用不動産担保証券(CMBS)が世界的な金融危機の後で初めて損失を出した。
これより下位の5つの債権者にまで及んだことは、米商業用不動産市場の一角が陥っている苦境を物語ると指摘されている。
「こうした損失は、商業用不動産市場が最悪期に突入し始めている兆候かもしれない」と述べた。
AAAHoldersof1740BroadwayCMBSGetHitLowerrankingcreditorsarewipedoutSource:DeutscheBankAG  この物件は投資会社ブラックストーンが2014年に6億500万ドルのモーゲージを組んだ。
 同物件は下着ブランド「ビクトリアズ・シークレット」などの元親会社Lブランズが賃貸スペースの77%を占めていたが、同社は2021年にビルから撤退する意向を示した。
 その後、不良債権を扱うスペシャルサービサーとブラックストーンは最近になって同物件をイエローンストーン・リアル・エステートに約1億8600万ドルで売却することで合意した。
だが、手数料などの追加損失で、債券保有者は全額を失い、1億1700万ドルしか残らなかった。
「オフィス関連の債券はもっと打撃を受けるだろうが、それには一定の時間がかかる。」
当社のポートフォリオに占める伝統的な米国オフィスの割合は2%に満たない。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米商業不動産の苦境、最高格付けでもCMBSに損失-金融危機後で初

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