米国債、2020年以来のプラスのリターン－ＦＲＢ姿勢転換で利回り低下

米国債市場の指標が年間ベースで2020年以来となるプラスのパフォーマンスを記録した。
米国債の供給増加も、より高い利回りへの投資家の要求に拍車をかけた。
米金融当局者が追加利上げは必要ないもようだと示唆し始めた。
金融政策の変化に敏感な短期債利回りが最も大きく低下し、イールドカーブのスプレッドはスティープ化したか、逆イールド状態がより浅くなった。
ブルームバーグ米国債指数のリターンは4.1％と、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）が世界的な景気後退を引き起こした20年以来のプラスとなった。