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米国債市場、より長くより高い金利の現実受け入れ降参-利回り上昇

記事を要約すると以下のとおり。

米金融当局が今週にも利下げに踏み切ると以前確信していた債券投資家は、より長くより高い金利の現実と市場の先行き不透明感を、痛みを伴う形で受け入れつつある。
これは昨年12月に当局が示した予想中央値と、2023年末時点で織り込まれていた6回の利下げをともに下回る。
 こうした変化は、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる米金融当局が19、20両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、さらに浅めの緩和局面を示唆するのではとの懸念の高まりを浮き彫りにするものだ。
 BMOグローバル・アセット・マネジメントの債券・短期金融市場責任者、アール・デービス氏は「米当局は緩和したいが、データがそれを許さない」とし、「当局は夏に緩和する選択性を維持したいのだろうが、労働市場がタイトでインフレ率が高止まりすれば、姿勢を変え始めるだろうとの見方を示した。
デービス氏は、10年債利回りが4.5%に向かって上昇し、最終的には自身にとって債券購入のエントリーポイントになると予測する。
この相場急落で米国債の年初来の損失は1.84%に拡大した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国債市場、より長くより高い金利の現実受け入れ降参-利回り上昇

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