米当局、ＳＶＢの商業銀行事業やウェルス部門などの売却目指す

新興企業向け融資大手シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）の経営破綻を受け米規制当局は、親会社 ＳＶＢファイナンシャル・グループの事業の買い手を模索している。
　大手銀行はＳＶＢの扱いやすい規模と、ハイテク企業やその裕福な創業者など魅力ある顧客基盤を踏まえ、同社の事業の買収について少なくとも検討は行う可能性がある。
ＦＤＩＣは、保険対象外の預金者には向こう1週間以内に事前の配当を行い、将来的に資産売却や預金者による資金引き揚げで総資産は約2120億ドル（約28兆円）その後は資金調達のための保有資産売却に伴って支払うことになると説明した。
資産の半分以上は債券ポートフォリオで構成されていたため、金利上昇で損失を被った。
イングランド銀行（英中央銀行）は10日、英国部門の破産手続きを裁判所に申請する方針を発表した。