米株相場変動大きくなる公算、S&P500オプションのポジション変化
記事を要約すると以下のとおり。
オプションの世界の奥底には、今年続いている米株式市場の平穏を脅かすものが潜んでいる。これは2月以来のことだ。ヘッジのために大量の株式を動かす能力を持つウォール街のディーラーが、売買によって市場の変動を増幅させ得る姿勢にシフトしている兆候がある。 20年間にわたり資金の流れを研究してきたルーブナー氏は10日のリポートで、「相場の動きは増幅されており、もはや抑えられていないと指摘。」S&P500種の日中平均変動率は1.1%と、6月以来の大きさ。 USバンク・ウェルス・マネジメントのナショナル・インベストメント・ストラテジスト、トム・ハインリン氏は「ソフトランディング(軟着陸)の可能性はまだあり、消費者離れのようなものが見られることもあり得る」と指摘。こうしたポジションを手じまう動きが見られる中で、ゴールドマンなどウォール街で最もフォローされているトレーディングデスクが先行きの混乱の可能性について警鐘を鳴らしている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米株相場変動大きくなる公算、S&P500オプションのポジション変化