米民間雇用者数、昨年７月以来の大幅増－賃金も一部で伸び加速

米民間企業の雇用者数は3月に予想を上回り、昨年7月以来の大幅増となった。
キーポイント3月の米民間雇用者数は18万4000人増加エコノミスト予想の中央値は15万人増2月と同じ職にとどまった人の賃金は、前年比10％上昇に加速。
上段：民間雇用者数の変動、下段：棒グラフは同じ職にとどまった人の賃金増出所：ＡＤＰリサーチ・インスティテュート　　ＡＤＰのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は発表文で「インフレは沈静化傾向にあるが、賃金は財とサービスの両方で過熱しつつあることが今回のデータに示された」と指摘。
連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）当局者らはこの強さを指摘し、南部が特に大きく増えた。
　5日には3月の雇用統計が発表される。
昨年12月から今年2月にかけては平均26万5000人増えていた。