野村とみずほ、計1億ドル超の損失か-オール・ブルーの取引失敗で
記事を要約すると以下のとおり。
野村ホールディングスと
みずほフィナンシャルグループは、投資ファンドのオール・ブルー・キャピタルが行った一連の株式取引の失敗に関連し、計1億ドル(約153億円)を超える潜在的損失に直面している。これとは別に、みずほはオール・ブルーには未返済の1900万ドルの債務があると訴えている。 潜在的な損失の大きさは、野村HDは2021年のアルケゴス・キャピタル・マネジメントの破綻で約30億ドルの損失を出した後、内部管理の改善に数年を費やしてきた。アルケゴス問題はみずほにも損失を負わせた。オール・ブルーを率いるマット・ノバク氏にはこれまでにコメントを複数回求めたが、返答は得られていない。同CFOによると、そのブローカーはロンドンを拠点とするアバロン・キャピタル・パートナーズで、オール・ブルーに代わって取引の一部をアレンジしたという。同広報担当はその顧客を特定せず、それ以上のコメントは控えた。 みずほは3月、オール・ブルーを相手取ってニューヨークで訴訟を提起。 みずほの訴えによると、オール・ブルーは昨年末にみずほの米国法人に口座を開設。2月だけで64%値上がりした。 オール・ブルーの弁護士は過去数週間、同社の1人は、数週間前に決済されるはずだった取引について記述した電子メールの中で「ノバク氏は今週を通じてチャットがオフラインだった」とコメント。「彼とつながることができない」とした。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 野村とみずほ、計1億ドル超の損失か-オール・ブルーの取引失敗で