ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間31日の取引で上昇し、このままいけば月間ベースで1月以来の大幅な上げとなる。また、鉄鉱石先物が反発した。中国当局が相次いで景気刺激策を表明していることや、予想を上回る製造業データを受けて、中国の需要を巡る楽観的な見方が広がった。
LMEの銅相場は一時0.9%高の1トン=8739.50ドルと約3カ月ぶり高値を付けた後、上海時間午前10時51分(日本時間同11時51分)までに8678ドル。今月に入ってから4.4%上昇している。
鉄鉱石先物はシンガポール市場で一時1.1%高の1トン=107.80ドルと、先週末の終値から反発した後、106.95ドルで推移している。
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原題:Copper to Iron Ore Climb on Renewed Optimism Over China Demand(抜粋)
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