3メガ銀の4-6月純利益2倍の1兆円-特殊要因や円安が押し上げ
記事を要約すると以下のとおり。
国内3メガ銀行グループの第1四半期(2023年4-6月期)の連結決算が1日、出そろった。大手3行の看板が立ち並ぶ通りPhotographer:KiyoshiOta/Bloomberg 内訳は三菱UFJフィナンシャル・グループが5584億円、三井住友フィナンシャルグループが2480億円、みずほフィナンシャルグループが2452億円。米モルガン・スタンレーの持ち分法適用決算期の変更も増益要因となった。国内大企業では過去に引き当てた経営再建支援先で運転資金貸し出しの増減があり一時的に生じたものと推測している。3メガ銀の4-6月期の連結純利益(前年同期比)MUFG:5倍の5584億円三井住友FGでは円安で差し引き90億円のプラス影響があった。各グループでは新型コロナウイルス禍からの経済回復に伴い、大企業向け融資などの引き合いも堅調だ。 S&Pグローバル・レーティングの吉沢亮二シニアディレクターは「将来的に短期金利が上昇していけば、銀行決算にはプラスに働いてくるだろう」と指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 3メガ銀の4-6月純利益2倍の1兆円-特殊要因や円安が押し上げ