ECB、引き締め過ぎの懸念は時期尚早と大半が同意-議事要旨
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)当局者の大半は2月の政策決定会合で、金利を引き上げ過ぎることについて懸念し始めるのは時期尚早だと同意した。「将来達するターミナルレートまではまだ相当の距離があることを踏まえ、リスク管理の観点から、利上げを前倒しで実施することは引き続き有意義」だとの見解も示された。 2日に発表された2月インフレ、予想上回る8.5%-コアは過去最高を更新 議事要旨によると、当局者らは「コアインフレ率は想定よりもやや上振れした」としながらも、「最近のコアインフレの指標に過度に注目することに対して注意が必要だと表明されたと説明。「実際、コアインフレを構成する一部の要素は、米国の例が示すように極めて急激に変動し得る」との指摘もあった。
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