ＥＣＢ、経済が崩壊するまで引き締め試みるべきではない－仏中銀総裁

欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は、景気を限界まで試すようなアプローチをＥＣＢは取るべきでなく、むしろ高金利を維持することに注力すべきだとの考えを示した。
一方、ＥＣＢの引き締めが行き過ぎれば、景気後退とインフレ急減速を招き、急激な反転が必要となる可能性があると論じた。
水準よりも期間ということだと語った。
ＥＣＢの金利、ピーク宣言は時期尚早－ナーゲル独連銀総裁 　　しかし、カザークス・ラトビア中銀総裁は25日に掲載されたマーケット・ニュース・インターナショナル（ＭＮＩ）とのインタビューで、9月の「非常に適切な」0.25ポイント利上げで10月の利上げ休止が可能になるかもしれないとの考えを示した。
一方で早過ぎる政策緩和のリスクも指摘し、最近の原油価格の急騰と、それがインフレ期待や賃金に及ぼす影響を注意深く監視するべきだと呼び掛けた。